連載企画「リノベる。スタッフの家づくり」では、中古マンション購入+リノベーションのワンストップリノベーションサービス「リノベる。」のスタッフの自邸づくりを紹介します。いつもはお客様に提案する立場のリノベのプロが、どのように物件探しやリノベーションを行なったのか、ユーザーとしての迷いや悩みなどのリアルボイスとプロならではのノウハウや工夫をお届けしていきます!
前回に引き続き紹介するのは、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノべる。」のサービスにお申し込みいただいたお客様と一緒にリノベーションを前提とした中古マンション探しをサポートを行っている押野さん。入社4年目の26歳で中古マンションを購入した彼女が、どのように物件探しをしたのか、詳しく聞いてみたいと思います。
(文:村崎恭子、カバー写真:古末拓也)
まず、エリアを絞り込んだ。
26歳の若さで実家から自立する形で中古マンションを購入+リノベーションした押野さんにとって、最も重視したのはエリア選びでした。
押野さんの実家があるのはJR中央線沿線エリア。はじめのうちはなんとなく、なじみのある中央線沿いを見ていましたが、都心寄りだと予算が合わず、視点を変えてみようと違うエリアでも探してみることにしました。
しかし、販売中物件の在庫と過去成約事例を確認し、すぐに諦めることになったそう。
立ちはだかる現実、予算の見直しへ。
エリア選びは振り出しに。
そして、このころから、予算を見直す必要性を感じ始めたそう。
エリアをもっと広げるか、予算を見直すか、購入を断念するか、その3つの選択肢の中で、押野さんが選んだのは、予算を見直すという選択だったそう。
そして、どれぐらい捻出できそうかを具体的に考え、購入予算を500万円上げることにしました。
予算を上げたとはいえ、中央線や東横線での物件探しは難しく、エリア選びはまだまだ続きました。次に見たのが、新宿をターミナル駅にする沿線。
エリア以外にこだわったことは?
一戸建ての実家でずっと暮らしてきたため、オートロックや宅配ボックスなど、マンションらしい設備へのこだわりはありませんでした。
写真:古末拓也
エリア以外の譲れない条件はかなり絞られていたそう。
仕事でいろんな物件を見てきただけあって、理想の暮らしを実現するために設備よりも住戸形状までしっかりイメージしていた押野さん。「納得する物件があれば買おう」と、特に期限は定めずに探していましたが、イメージしていたより半年ほど早く購入することになりました。
条件に合う物件に出会ったら、お客様に紹介するのと同じ目線でチェック
写真:古末拓也
ここからの判断が、押野さんの腕の見せどころ。入念に物件をチェックをしていきました。
次回は、押野さんがこだわった“ホテルのような空間”を、ご紹介したいと思います。
staff profile
押野彩
2017年4月に入社した新卒5年目。中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノべる。」のサービスにお申し込みいただいたお客様と一緒にリノベーションを前提とした中古マンション探しをサポートを行っている。
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