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中古マンションって大丈夫…?あとどれくらいもつの?_リノベを科学する

『リノベを科学する』は中古住宅やリノベーションに対する不明や不安、素朴な疑問について、ビギナー研究員・田形と中堅研究員・千葉が専門家へのインタビューを通して、データを用いながらわかりやすくお答えする連載企画です!

昨年より多くの専門家の方にご協力を頂きながら、11本の記事を発信してまいりました。今回は『中古マンションって大丈夫…?あとどれくらいもつの?』という多くの方が抱く疑問についてまとめたいと思います。

「どれくらいもつのか」については実はいろいろな切り口、要素があるのです。例えば、中古マンションを人間の身体でイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。今回は、人間の健康になぞらえて、発信してきた記事の中でいくつかピックアップしてお答えします!

お歳を召しても健康な人、若いのに不健康な人…元々持って生まれた体質もありますが、食生活や運動に気をつけたり、定期的な健康診断を受けて悪いとところは早めに治療したり、日々の行動が健康に大きく影響しますよね。実は建物もそうなんです!

記事の内容を身体に例えるとこんなイメージです。

・骨について
・体質や筋肉の強さについて
・健康管理について
・血管の健康について

どうでしょうか?

記事もあわせて読んでいただき、「あ、そういうことね!」とわかっていただけたらとっても嬉しいです!

ビギナー田形と中堅千葉が、専門家にいろいろな角度から質問を投げかけているので、ラジオを聞く感じで気軽にお読みいただけます。ぜひ、ご一読ください!

骨について

「中古マンションは何となく不安…」と思われている方の多くの方が疑問にもつポイントは、人で言うところの「骨」ではないでしょうか?

身体を支える「骨」は、マンションでいうと「鉄筋コンクリート」でできた構造の部分。一つ目にピックアップした記事は、鉄筋コンクリートの研究を通して「建物の寿命」を長年研究し、国に対しても多くの提言をされてきた小松幸夫さんにお話を伺いしました。

体質や筋肉の強さについて

2つ目は、体質や筋肉の強さについて。

何のことだろう?と思った方も多いかと思いますが、建物の丈夫さについてです。地震大国日本であればどうしても気になる「耐震性」をテーマにした記事です!

マンション再生のプロである田村誠邦さんに「耐震基準」のことから、具体的な「耐震補強」の種類の紹介、安全なマンションを見分ける方法まで、お話を伺いました。

健康管理について

によって健康診断や人間ドックで健康を定期的にチェックして、意識的に生活を改善することで、アクティブシニアと呼ばれる人生を謳歌されている方もたくさんいらっしゃいますよね!一方で、年齢的には若いけれど不摂生がたたるような方も…

つまりは身体の健康の維持は、食生活や運動、現状の確認と早めの治療など、身体の健康を「管理」していくことで全然変わっていくということです。実は中古マンションも同じです!
次に紹介する記事はそんな、中古マンションの「管理」をテーマにした記事です。1つ目、2つ目のご紹介した記事においても、行きつく先は実は「管理」というキーワードでした。

中古マンションを買う際に、実際に“いい管理”を見極めるには?住んでからはどう関わればいいのか?マンション管理の研究をされている齊藤広子さんにお伺いしました。

▼後半はこちら

血管の健康について

お次は、血管の健康について。つまり表面から見えない部分です。

中古マンションにも、給水管や排水管、電気線、ガス管などいろいろな血管のように無くてはならない設備があります。しかも、人間の血管と一緒で、大事故になりかねません。

下記の記事は、「リノベる。」のセミナーを受けられたお客様から必ずと言っていいほど質問される、給排水管や電気配線などについて。住み始めると隠れてしまうインフラ設備を含んだリノベーション工事の「施工品質」をテーマに、リノベーションの品質基準設定や、その普及を行う団体「リノベーション協議会」本部事務局長の樽宏彰さんにお話を伺いました。

最後にご紹介するのは、皆さんが住む自宅部分、つまり専有部ではなく、共用部の配管などのインフラ設備まわりについて。

「どんな素材の配管が使われているのか?」という具体的な質問やぐっと俯瞰して修繕頻度の目安まで、住まいに関わる幅広い事業を手掛けるマンションの専門家、長谷工グループ「長谷工マンションミュージアム」館長、江口均さんにお話を伺いました。

いかがでしたか?気になった記事も多いのではないでしょうか。

建物の健康も、持って生まれた体質や丈夫さ以上に、日々のメンテナンスや修繕が大切そうですね!

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