「リノベる。スタッフの家づくり」とは、中古マンション購入+リノベーションのワンストップリノベーションサービス「リノベる。」のスタッフの自邸づくりを紹介する連載企画です。いつもはお客様に提案する立場のリノベのプロが、どのように物件探しやリノベーションを行なったのか、ユーザーとしての迷いや悩みなどのリアルボイスとプロならではのノウハウや工夫を紹介していきます!
前回に引き続き、ライススタイルコーディネーターとして働く生田さんを取材。結婚をきっかけに中古マンション購入+リノベーションを決めた生田さん夫妻は、どのように物件を選んだのでしょうか。
(文:村崎恭子)
なかなか合わなかった夫婦の意見
物件選びを始めるにあたり、まず必要なのはエリアや駅徒歩、築年数などの条件を絞っていくこと。生田さん夫婦の場合、この段階で意見を合わせるのが大変だったそうです。
仕事の休みも違うため一緒に内覧に行くことも難しく、生田さんが「こういう物件があるよ」と提案しても「この街には住むイメージがない」と言われるなど、大苦戦。そこで生田さんは、家だけを見るのではなく、また別の視点から話してみることに。次第に2人のイメージを合わせていくことができました。
将来的に住み替えるの可能性を考えて
話していく中で見えた夫婦共通の理想的な住まいは、“縁側のある平屋の一戸建て”。ですが、東京で働く以上、今はまだ予算的に戸建てはハードルが高かった。そこで、今回の家は、老後にそんな暮らしを実現させるためのファーストステップと考え、将来は住替えることを想定した住まいを考えたそうです。
夫婦で話をしていく中で絞られていった条件がこちら。
実は一度、予算プラス1千万円で、二子玉川に築50年の気に入る物件が出てきたそう。ところが「予算を上げてまで二子玉川に住むことが目的なのか」と自問自答の末、「別のエリアでもいい」という結論に至ったといいます。
決め手は、「リノベる。」のお客様が住んでいるエリア
最終的に選んだエリアは、二子玉川と同じ田園都市線沿いの、神奈川県エリア。旦那さんが近くの大学出身でよく遊びに行っていたという縁もありましたが、「リノベる。」のお客様に人気のエリアでもあることが決め手になりました。
生田さんが購入したのは、なんと「リノベる。」のお客様も住まれているマンション。
同じマンションにリノベーションされた部屋があるということは、そのマンションが世代交代できていることの証拠でもあります。物件を選ぶ上で、そのことは大いに安心感につながるのではないでしょうか。
将来的に住替える可能性も考えてチェックしたポイントもあるようです。
次回、生田さん夫妻が実現したリノベーションの内容をご紹介したいと思います。
staff profile
生田聡子
2016年4月に新卒入社。ライフスタイルコーディネーターとして、中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノべる。」にご相談に来られるお客様のカウンセリングを担当し、お客様の「どのような暮らしをしたいか」から、住まいづくりのコンセプトや資金計画、物件探しの条件整理を行い、お客様の住まいづくりをサポートしている。
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