一棟リノベーションの空間デザインとは?都市創造事業のデザインPM課 課長へインタビューしてみた
こんにちは!リノベる人事の鎌塚です!
このnoteでは、応募者の皆さまからよく質問いただく具体的な仕事内容や人、社内の雰囲気など、様々なリノベる情報をお届けします。
今回のテーマは、「一棟リノベーションの空間デザインとは?都市創造本部都市創造2部デザインPM課 課長へインタビューしてみた」です。
リノベるは、CRE戦略推進と利活用ソリューションを法人向けに提供するプラットフォームを構築、「都市創造事業」として、土地・建物・インテリアを切り口に遊休不動産の価値向上や不動産再生事業をワンストップでマネジメントしています。今回は都市創造事業の中でも空間デザインを主に担当している部署である都市創造本部 都市創造2部 デザインPM課 課長の高津さんに仕事内容から魅力までインタビューいたしました!
都市創造本部 都市創造2部 デザインPM課 課長 高津正浩さん
「デザインを主軸とした幅広い経験を」
自己紹介
ーー高津さん、本日はよろしくお願いいたします。
簡単に自己紹介をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
都市創造本部 都市創造2部 デザインPM課 課長 高津です。
主な経歴としては、設計事務所、設計施工会社と5年ほど勤め、その後リノベるへ入社して15年目になります。ちょうどリノベるが東京で立ち上がるタイミングで入社をしました。
リノベるに決めた理由とは?
ーー創業時からリノベるにいらっしゃるのですね。
なぜリノベるに入社されたのですか?
当時リノベーションという言葉は今ほど浸透していなかったのですが、学生時代から既存の建物を活かし新たな価値を見出すことに興味がありました。
建築は基本的にはある使用目的があって計画されていますが、時代の変化により用途の変化が必要なケースは多くなっています。
いわゆるスクラップアンドビルドによって建替えるのではなく、既存の建築を有効に利用し、改修することで以前と違った用途で機能させ、新たな価値を生み出すことができるリノベーションが必要だと思い、レストランやオフィス、住宅など暮らしに関わる空間を再生の手法で豊かにしていきたいと感じていました。
その時リノベるの前身にあたる株式会社es(エス)が東京オフィスを設立すると聞き、立ち上げメンバーとして関われることも魅力に感じて入社を決めました。
主体者となって事業を成長させていく経験が積めることに非常にワクワクしました。
都市創造本部 デザインPM課とは?
ーー現在いらっしゃる都市創造本部のデザインPM課では都市創造事業の中でどのような役割を担っているのですか。
弊社のプロジェクトマネージャーと共に一棟リノベーション案件のデザインを担当します。
その他にもテナント区画のオフィスや店舗、住宅やマンション共用部改修などの案件は企画、設計、監理等のプロジェクトマネジメントも担当します。
ーー関わる領域が幅広い印象を感じました。
案件の特徴はありますか。
働く空間から、飲食、商業、住空間まで、暮らしにかかわる空間全般を対象にしています。具体的な案件としてはオフィス、複合施設、レストラン、ホテル、集合住宅、集合住宅の共用部改修などです。蒸留所や醸造所に携わることもあります。
ーー業務の領域とともに案件も幅広いのですね!
そうなんです。
案件も業務領域も非常に幅広いというのが特徴になります。
また、都市創造事業全体では事業化の検証段階から、リーシング支援などデザイン・設計領域を越えて入口から出口まで関わることも可能です。窓口ひとつで対応している会社は少ないかと思います。
ーー業務領域や案件に幅広く携わることは、一つ一つの案件にはどのように活かされるのですか。
例えば、業務領域が幅広いことで、事業企画の段階から専門的なデザイン・設計の視点を反映することができます。
通常は事業計画が先に決まっている事が多いですが、当社の場合は事業計画から提案することも多いので、現地調査をした建物の特徴からどんなデザイン、コンテンツ、運営の可能性があるのか見出し、事業計画提案に反映することも可能です。
例えば、当社がリノベーションした複合施設「BOIL」では、約50年間地域に慣れ親しんだ建物(NTT通信ビル)を活用して、地域住民の現在の需要にあった施設へ転用させる計画とし、全く新しい建物に変えるのではく、外観には大きく手をいれず、開口部から見える内部の見え方をデザインすることで、地域に開かれた施設を目指しました。
また、川崎市が「若者文化の発信」に取り組んでいることや、同エリアがブレイクダンスの聖地と呼ばれていることから、地域の文化をコンテンツとして取り込む計画として、ダンススタジオを設置することを提案しました。
他にも案件もジャンルにとらわれず、住宅、ホテル、飲食など様々にチャレンジ出来ます。幅が広がることで例えば、商業施設やオフィスに住宅のノウハウを取り入れるなど、提案力が高まります。
やりがい
ーー確かにリノベるのオフィスにも住宅のようなフローリングの空間もありますね。新たな案件や業務領域に挑戦できることはやりがいにもなりますね。
そうですね。毎回新しい仕事で、同じ案件の繰り返しではないので、その分大変さはありますけど一つ一つの案件の面白み、魅力はとても大きいですね。
また、チームで動きながらも自身の担当案件には裁量をもって取り組むことも出来るので、それもやりがいになっていると感じます。
ーーそうなんですね。それだけ業務領域が広いと中途入社の方も戸惑いがありそうですが、どのように業務に入っていくのでしょうか。
過去に入社したメンバーを見ても、前職で当社の業務領域を全て経験しているという方は少ないです。
ただ、前職で培ったそれぞれの強みがあるので、そういったバックボーンを踏まえ、出来ることから少しずつ幅を広げていくようなキャリアになります。ご経験や担当する案件にもよりますが、半年~1年ほどで一人立ちしていくイメージです。
その後、デザインに重きをおいたスペシャリストや、複合的にプロジェクトに関わるゼネラリストなど、目標を掲げて個人としてどういったキャリアを目指していきたいか、を明確にしていきます。
ーーありがとうございます。最後に、応募者に向けて、メッセージをお願いします。
事業ミッションである「まちの新しい価値になる」は、単なる空間設計というデザインにとどまらず、建築・事業・まち・人などの複数の視点を持ちデザインを活かしていく仕事です。このミッションに共感頂き、これまでの経験を活かしながらも、デザイナーとして業務領域を広げ新たなチャレンジをしたい方、お待ちしています!
まとめ
案件や業務領域など幅広いチャレンジが可能だと感じました。
用途を限定せずワンストップで行うビジネスモデルだからこそ、自身の職域を広げることはもちろん、それを通して建築・事業・まち・人などへも提供できる価値が非常に大きいと感じました。
ーー高津さん、ありがとうございました!
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