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リノベる一棟リノベーションの企画開発営業ってどんなことしているの?部長に聞いてみた

こんにちは!人事の山﨑です!

このnoteでは、応募者の皆さまからよく質問いただく具体的な仕事内容や人、社内の雰囲気など、様々なリノベる情報をお届けします。

今回のテーマは、「リノベる一棟リノベーションの企画開発営業ってどんなことしているの?部長に聞いてみた」です。都市創造本部事業開発部 部長の松本さんに企画開発営業の仕事内容から魅力までインタビューいたしました!

都市創造本部事業開発部 部長 松本 周さん

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「まちと人をリノベーションでつなぐ」を全国で

ーー松本さん、本日はよろしくお願いいたします。
簡単に自己紹介をお願いいたします。

よろしくお願いいたします。
都市創造本部事業開発部の松本です。

私の主な経歴は、リノベーション会社に13年ほど勤め、主にリノベーション事業用の一棟の仕入・企画開発に携わり、その後転職をし、行政の遊休不動産を合宿所などにコンバージョンする仕事に携わっていました。

ーーリノベーションがあまり知られていない頃にリノベーション会社に入社されているのですね。
リノベーションになぜ興味をもたれたのですか?

学生時代に、空き家をリフォームして賃貸ビジネスをしている方の話を聞いたことが興味を持ったきっかけです。その頃はスクラップ&ビルドが主流のなか、使われなくなった建物を活かすビジネスに衝撃を受けたのを覚えています。

ーーなるほど。とても早くから関心をもたれていたのですね。

実は、実家の稼業が和楽器の製造や修繕をしていることもあり、その影響で子供の頃からものづくりに関心をもつようになりました。江戸時代に製造された和楽器も手入れや修繕をしていまだに使われているケースもあり、古いものを再生して、活用することへの興味がありました。

ーーリノベるはどのようなきっかけで知ったのですか?

前職時に、都市創造本部の本部長である西郷さんからリノベるのプレゼンをしていただいたのがきっかけです。リノベるはBtoC向けの住宅リノベーションの会社と思っていたのですが、法人向けの一棟リノベーションを手がけていることを知り、興味を持ちました。

ーーリノベるに興味をもたれた点を具体的に教えてください。

2つあります。
一つ目は、一棟リノベーションの事業を全国規模で展開していることです。事業規模や効率を追い求め、都市部に集中して事業展開する会社が多いなか、リノベるは自社の視点だけでエリアを絞らず、全国規模で展開をしています。使われていない建物は日本全国にあるにも関わらず、事業者の都合や事業性の有無だけでエリアを絞ることに矛盾を感じていたので、都心、地方問わずで展開しているリノベるの姿勢に惹かれました。

もう一つは、ワンストップでサービスを提供していることです。ご相談案件の情報やりとりから始まり、企画、設計、施工もインハウスで対応しているため、自ら責任を持って事業に携わっているところに魅力を感じました。また、地域との関係性構築、運営面でのサポートなど、造って終わりではなく、造った後にも積極的に携わっているところも惹かれた点です。

この2点が自身の建物再生に対する考え方に合致しており、非常に魅力的な会社だと感じて応募することにしました。

リノベる都市創造本部(過去記事引用)
建物一棟のリノベーション・店舗・オフィス・商業施設の設計施工及びコンサルティングを行なっている部署です。
リノベるの都市創造本部では、「まちの新しい価値になる。」という事業ミッションのもと、建物種別を限定せず、事業企画から運営までワンストップで行います。建物の持続のための事業の収益性にもコミットするため、その街の歴史や既にあるコミュニティを踏まえ、地域に愛され、長く使われる建物になるには何が必要かを考えて、事業提案します。
当社のミッションである「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」を体現するために、事業性という観点で「かしこく=事業としてのサスティナビリティ・収益性」、そのまちの文脈を汲んでいるかという観点で「素敵に=そのまちに長く愛される建物か」、を大事にして事業を推進しています。

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急成長の背景

ーー企画開発営業の業務について教えてください。

主に法人向けにリノベーションの企画開発営業を行っています。
お客様からご相談いただいた案件に対して、エリア分析、マーケット調査、コンセプト立案とターゲット設定をし、どのような事業の可能性があるかを検討します。また、その事業で得られる想定収益とリノベーションの概算費用を算出し、収支の立案をします。これらをまとめて提案をし、設計施工の請負受注につなげる営業をしています。

ーー案件はどのように始まることが多いのですか?

弊社の主要株主のグループ企業をはじめ、不動産を多く保有する大手法人、事業用に不動産購入をする大手デベロッパーなど、すでにルートができている営業先からリノベーションの相談をいただくケースが多いです。

また、同時に新規営業先の開発営業も行っているため、案件のご相談をいただく先は年々増えています。

ーー急成長の背景は何でしょうか。

遊休不動産の利活用に関心をもっていただける企業が増えてきたからだと考えております。これまでは、売却処分するか、解体して新築することを選択する企業が多かったのですが、建築費の高騰により新築での事業が成り立ちづらい環境であることや、サスティナビリティの観点から、これまでのCRE戦略を見直してリノベーションを積極的に検討している企業が増えています。その際の相談先として、幅広いアセットに対して経験値豊富なリノベるへの声掛けも増えていることが要因ではないかと考えています。

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ーーお客様は、リノベるのどのようなところに価値を感じていただいているのでしょうか?

一番の価値は、企画・設計・施工・運営までをワンストップで対応させていただく点だと思います。

まず、企画の段階から設計と施工メンバーが連携し、自らが請け負うことを前提としたコストや事業性をご提案していますので、コストの蓋然性が高まり、お客様にとって事業化の判断がしやすい状態が作られています。

仮に、事業化後に予測不能なコスト増要因が発覚したとしても、設計と施工のメンバーが連携して迅速かつ的確に答えを出し、提案時の収支を維持しながら事業推進できる点も評価いただいております。

また最近は竣工後の運営サポートにも注力しており、運営会社のマッチングやリーシング、案件によってはリノベる自ら運営参画して事業コミットする点も価値提供の一つだと考えています。

直近1年での受注案件のうち約6割のお客様が、一度お取引いただいている方からの再相談となっており、リピート率が年々増えていることからもリノベるの都市創造事業に価値を感じていただけているお客様が増えているように感じます。

”企画の幅の広さ”がやりがいに

ーーリノベるの企画開発営業の魅力を教えてください。

幅広いエリアとアセットに対し、自身の考えた企画案を自由に提案できる点だと思います。リノベるは住宅リノベーションの会社という印象が強いですが、実績として商業、宿泊、オフィスの実績も多く、年々その領域を広げています。

直近の事例では、山口県長門市で鉄工所を地域の方々向けのスポーツの複合施設へ、また神奈川県川崎市では電話基地局をダンススタジオ、シェアキッチン、コワーキングスペースなどの複合施設へコンバージョンした実績がありますが、これらの案件は担当者のアイディアから事業化に至っています。

自らが開拓した営業先から相談をいただき、その案件に対して自由な企画提案ができる、そして、その企画が事業化し新しいまちの価値になることは、非常に魅力的な業務だと思います。

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ーー企画開発営業ではどのようなスキルが身につきますか?

まず、ゼロからアイディアを生み出す企画力が身につきます。企画のためには世のトレンドや他社の事例には常にアンテナを張っていなければならないため、自身にストックされる情報量は増えていきます。

もし自らにアイディアが無かったとしても、社内には様々なアイディアを持つメンバーが数多くおります。メンバーにヒアリングしたり、時には議論に巻き込みながら、お客様に提案をしていきますので、提案を重ねるごとに自然と企画力はついていくと思います。

また、事業計画を立案するスキルも身につきます。企画提案時に求められる収益性の項目や水準はお客様により様々で、プロジェクトごとにお客様へヒアリングを重ね、事業収支を詰めていきます。他のプロジェクトを担当した際に類似したプロジェクトであれば収支の応用もできるため、様々な業態や案件を経験することで幅広く収支計画が提案できるようになります。

ーー応募者に向けて、メッセージをお願いします。

急成長している都市創造本部が今後さらなる成長をするためには、企画開発営業のチームの成長が必至です。現在まさに体制を整えているフェーズになりますので、将来の中核メンバーとして事業の成長に貢献したい、自身の力を発揮して全国の遊休不動産を再生していきたい方はぜひご応募ください。


まとめ
全国のリノベーションの中から1年を代表した事例を表彰する「リノベーションオブザイヤー」の無差別級を2年連続で受賞し、急成長している都市創造本部。「まちの新しい価値になる。」という事業ミッションのもと、事業規模、エリアにとらわれず、企画から運営まで一気通貫でソリューション提供を行うからこそできる遊休不動産の再生があるのだなと感じました。「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」のミッション実現に向けて、今後全国各地でどのようなプロジェクトが始まっていくのか、都市創造本部の今後に注目です。

ーー松本さん、ありがとうございました!

参考記事

・リノベーション・オブ・ザ・イヤー 無差別級部門最優秀賞受賞事例
2020:SWEET AS_スポーツを中心に地域コミュニティが生まれる場所

2021:BOIL_通信発信基地局から、地域参加型の文化発信基地局へ


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