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#5-1 在宅勤務をきっかけに家族それぞれの居場所づくりがスタート_物件購入のキッカケ編(リノベる。スタッフの家づくり)

連載企画「リノベる。スタッフの家づくり」では、中古マンション購入+リノベーションのワンストップサービス「リノベる。」スタッフの自邸づくりを紹介します。いつもはお客様に提案する立場の「リノベる。」スタッフが登場しますが、今回は番外編でリノベるとリビングテック協会のPR・広報を務める田形梓さん。コロナ禍をきっかけに、新築で購入した戸建から、中古マンション購入+リノベーションによる住み替えに踏み切りました。目指したのは「家族がもっと仲良くなれる家」。ワクワクがあふれる家づくりの過程は、お互いのことをより理解する手助けにもなりました。

(文:高橋有紀 写真:古末拓也)

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・マンション(RC)5階
・面積:102㎡
・築年数:築47年(購入時)
・エリア:東京都多摩地区
・家族構成:夫婦+長女(14)、次女(7)

「コロナがなかったら、多分今でもあのおうちに住んでいたと思います」
そう振り返る田形さん。「あのおうち」とは、東京多摩地域に新築で購入した建売戸建です。2007年に長女が生まれたのをきっかけに購入し、以来15年間住んでいました。

「最初の購入では住宅の選択という時に、新築戸建てしか考えられなくて、必然的に新築戸建てを探していました。リノベる。に入社したのが2019年で、リノベーションに対する考え方にはすごく共感したのですが、自分からはどこか遠いことという感覚もどこかであった気がします」

在宅勤務で問題多発!居場所がない!

お客さんの事例を見て“住まいって本当に自由なんだ”ということを実感したという田形さん。リノベーションを自分ごととして動くきっかけになったのが2020年のコロナ禍でした。

「前の家の間取りは3LDKでした。子ども部屋が一つ、主寝室が一つ、あともう一つは雑多に物を置く部屋になっていました。本とかDVD、収納しきれない荷物もとにかくたくさんあって、”モノの住所”が決まっていなかったんですよね。そんな環境で、私も夫も突然テレワークが始まりました。子どもたちもリモート授業になって家にいるので、 居場所がとにかくない。必然的に誰かと誰かが同じ部屋にいることになるし、誰がどの部屋を使うの?って、朝からちょっとイライラするみたいなことが増えてしまいました」


前の住まいのリビングにて

子どもがテレビを見ている横で、オンライン会議に参加しないといけないこともしょっちゅう。1回目の緊急事態宣言がおりた2020年4月5月頃は、ストレスがピークに近かったと言います。

ショールームに行って不安が解消

この間取りで暮らしていくのに無理があるんじゃないか。そんな思いと同時に、どこか他人事だった「リノベーションして住み替える」という選択肢が、現実的なものとして浮かび上がりました。
とはいえ、家族に打診しても始めは反対されたと言います。子どもたちは転校したり近所の友達と離れてしまうことも嫌がりました。「いいじゃん、今の家で」という家族に対して、一度ショールームに行って話を聞くだけ聞いてみよう、と田形さんは提案しました。

「吉祥寺のショールームに行って、一般のお客様と同じように説明を受けました。まずそこで夫が乗り気になってくれて。間取りの自由さなどは以前から伝えていたので、資産性やスケジュールなどの話を詳しく聞いて、不安が解消されたようです」

「この家族で住まいを作ってみたい」

戸建の場合、自分たちでメンテナンスの計画を立てて進めていく必要があり、それによって資産価値も大きく変わってきます。マンションの場合は、管理組合としてプロの意見を参考にしながら全体で管理をしていくので安心ですし、駅近がかなう物件も多く、これから人口が減っていった時に、駅近のほうが価値が落ちにくいのではないか。そんな将来的な資産の安定性についても話し合ったと言います。
でも、何よりいちばん家族の心を動かしたのは、田形さんの熱い思いだったようです。

「みんなに一番に伝えたのは、”みんなで住まいを作ってみたい!絶対楽しいはずだから!”という想いでした。正直な私の気持ちを伝えたことで、具体的な相談がスタートしました」

こうして田形家の住み替え計画が始まりました。

staff profile

田形 梓
リノベる株式会社 ピープル&カルチャー本部 ブランド戦略部
PR会社を経て、教育、家電等の企業でPRを担当し、2019年にリノベる株式会社へ入社。現在はリノベると合わせてスマートホームを推進するLIVING TECH協会のPRを担当。

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#5_物件探し編_新築建売戸建の売却と中古マンション購入の同時進行!?より家族が仲良くなる家とは?_「リノベる。スタッフの家づくり」


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