#4-1「今の生活の課題を解決したい」新築・中古を比較検討し、リノベる。を選ぶ_物件購入のキッカケ編(リノベる。スタッフの家づくり)
連載企画「リノベる。スタッフの家づくり」では、中古マンション購入+リノベーションのワンストップサービス「リノベる。」のスタッフの自邸づくりを紹介します。
いつもはお客様に提案する立場の「リノベる。」スタッフが登場していましたが、今回は番外編。お客様がより快適にリノベーションを楽しんでいただくためテクノロジーを活用したプロダクトの開発・提供を行っている、IT・プロダクト部門の照屋遼さんが登場します。
照屋さんは、建築や不動産業界で働くのはリノベる。が初めて。リノベる社員ながら、いちユーザーとして、「リノベる。」のサービスを利用し、中古マンション購入+リノベーションを実施しました。新築住宅やリノベ済みマンション、他社のサービスとも比べて検討したという照屋さんは、ユーザーとしてどんな体験をしたのでしょう。
まずは、住宅購入を考えたキッカケから伺いました。
(文:村崎恭子 写真:古末拓也)
賃貸での住みづらさを解決したかった
照屋さん夫婦は海外での暮らしを経て日本へ。海外の仕様に慣れていたことや、住んでいた賃貸物件の間取りや方角が悪かったこともあり、暮らしづらさを感じていました。
例えば、洗面台やキッチン台が低くて腰が痛くなってしまったり、風通しや採光が悪くお風呂にカビが生えやすかったり、空間の狭さに圧迫感を感じたり。一般的な1LDKの間取りで、朝夕に洗面台を使用するタイミングが夫婦でかぶってしまうことが多いのも大きなストレスだったといいます。
引っ越そうと考え、まずは賃貸物件を探し始めた照屋さん。ところが半年経ち、家賃の予算を上げてもいい物件が見つからず、「それだったら買った方がいいかな」と、購入に舵を切ることに。
お客様のリノベーションをお手伝いするプロダクト開発をしている立場上、照屋さんの中には「ユーザー体験をしてみたい」という思いもあったそう。まず、「リノベる。」に相談するのではなく、インターネットで住宅購入について調べるところからスタートしました。
新築戸建てと新築マンションの検討からスタート
まず最初は、新築戸建てや新築マンションを検討、販売物件見学会やモデルルームに足を運び話を聞きました。ところが照屋さんは「コスパが悪いな」という印象を受けたといいます。
「例えばマンションのモデルルームを見ても、『この部屋何に使うんだろう?』『このデザインは古い感じがするな…』と思うところがいくつかあって。値段が高い割に納得感が低かったんです。あとは立地も微妙で。そもそも新築って建てられる場所が限られるから、立地の選択肢が少ないんじゃないかなと気づきましたね」
新築に魅力を感じず、次に中古物件を探してみたものの、条件はよくても間取りや設備の高さ問題など、今の生活の課題を解決してくれるような物件には出会えませんでした。
「それだったら間取りの制限を受けない、より幅広い選択肢をつくれるリノベーションの方が検討できる物件が増えるじゃないですか。『ここは間取りがダメだね』という理由で諦めなくて済むので。それで最終的にリノベーションを考えました」
リノベる。は現状の課題を洗い出してくれた
実は照屋さん、最初からリノベる。のサービスを使おうと決めていたわけではありません。他社もいち消費者としてフラットな目線で比較検討した結果、リノベる。に魅力を感じ選んだといいます。
「リノベる。は、『どういう暮らしを実現したいか』『今の住まいで抱える課題は何』というところから叶えたい暮らしを分解していってくれました。一方的なサービスの押し付けではなく、お客様目線で寄り添っていると感じ、決めました」
照屋さんの場合、まさに「今の家で抱えている課題の解決」が家探しの目的だったからこそ、リノベる。の家づくりのスタンスと合致したものがあったようです。
リノベーションを選んだことで物件の選択肢がグッと広がった照屋さん。理想の家を作るべく、どのように物件を探したのでしょうか。次回、物件探しのプロセスをお届けします。
staff profile
照屋 遼
リノベる株式会社 カスタマーエクスペリエンス本部 プロダクトマネジメント1部 部長
英国ラッセル・グループの大学を卒業。業務・ITコンサルティング系のスタートアップに従事後、オンラインゲーム企業や自身のスタートアップでプロダクト開発、新規事業、法人経営を経験。前職では画像系AI(機械学習)コンサルタントとして活躍し、2019年にリノベる株式会社へ入社。
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